市立南太田小学校(石川代治校長)の保護者で構成される「PTAおやじの会」のメンバーが、10月から同校の昇降口を塗装するボランティアを行っている。
30代から40代の約20人が入る同会。これまでは児童と保護者が学校に泊まってさまざまなレクリエーションで楽しむ「泊まっちゃおう会」などを主催してきた。設立から10年以上が経ち、活動の幅を広げようと模索していた今夏、石川校長から「校舎をきれいにして児童を喜ばせてほしい」という要望を受けた。
児童が毎日利用する昇降口は、壁の塗装が剝がれるなど劣化が目立っており、同会の福井正博副会長(38)は、「子どもたちがかわいそうに感じた」という。
現在、働き盛りの”おやじ”が主に土日を利用して塗装作業にあたっている。これまでに昇降口を支える柱が白色から黄色に塗り替えられた。今後は、壁を白色に上塗りする作業が進められ、来年4月ごろの作業完了を目指しているという。
同会の花村忠秀会長(46)は、「この勢いを消すことなく、要所でイベントを設けながら活動を継続したい」と話す。
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