六ツ川の特別養護老人ホーム「香樹の里」(田澤勝幸理事長)で11月16日、同所スタッフと六ツ川四丁目町内会(武藤博之会長)の住民による合同避難訓練が行われた。
同所と四丁目町内会は約10年前から消防応援協力を結んでおり、災害時は相互で消火活動や避難誘導にあたることになっている。訓練には約10人のスタッフと町内会の3人が参加。夜間に火災が起きたと仮定し、職員が初期消火や避難経路などを確認した。
同所には約80人が入所しており、半数が最上階の3階を使う。訓練では、同所スタッフが利用者役を務めた職員を支えながら3階の外廊下に誘導。非常用滑り台を使って屋外に脱出すると、待ち構えた住民が両脇を抱えて車いすに座らせ、安全な場所に避難させた。
武藤会長は「最初に駆け付けられるのが私たち。今後は隣接するその他の自治会と合同で訓練ができたら」と語った。田澤理事長は「火災でパニックになる利用者もいる。その時どうするのか、日ごろから考えていきたい」と話した。
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