浦舟町2丁目に完成した新しい南区総合庁舎の竣工記念式典と内覧会が1月30日に行われた。新区庁舎を区民ら約1500人(区発表)が訪れ、華々しい雰囲気に包まれた。訪れた人からは「想像以上に広い」などの声が聞かれ、2月8日の業務開始への期待が高まった。
新公会堂で行われた記念式典には、招待者と抽選で選ばれた区民ら約500人が参加した。
日枝小学校金管バンド「ブライトチェリー」の演奏で幕が開いた。林文子市長は「移転を機にこれまで以上のおもてなしの行政サービスを行い、南区に愛着と誇りを感じてもらえるようにしたい」とあいさつ。南区連合町内会長連絡協議会の大津幸雄会長は「地域と行政が一体となって”あったかい南区”を目指したい」と述べた。
式典後の記念イベントには真金町在住の落語家・桂歌丸さんが登場。江戸の芝居小屋を舞台にした「鍋草履」で会場を沸かせた。
内覧会では7階建ての建物のうち、1階、2階、6階の一部が公開され、約1千人が訪れた。区内商店街が自慢の品を販売する「商店街朝市」などの催しが開かれた1階は人がごった返すほどのにぎわいを見せた。
広さが評判
利用者が多い戸籍課、保険年金課、高齢・障害支援課、こども家庭支援課が配置された2階を見た区民からは「想像していたよりかなり広い」「待合スペースが広くて良い」などの声が出ていた。
中島泰雄区長は「多くの方に来ていただいた。移転を機にさらにまちづくりを進めたい」と話した。
新区庁舎での区役所業務は2月8日から始まる。土木事務所は15日、消防署は22日から。公会堂は4月23日の開館を予定している。
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