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南区版 公開:2016年2月11日 エリアトップへ

「芸能一座ふるさと」の代表で2月20日に100回目の発表会を行う 若林 敏さん 六ツ川在住 74歳

公開:2016年2月11日

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多彩な芸で喜び与える

 ○…年に10回の開催を続けてきた発表会が節目の100回目を迎える。「一緒に協力してくれた会員のおかげでここまでやって来られた」とまずは周囲に感謝。発表会は三味線、民謡、踊りなどバラエティーに富んでいる上、披露する唄や舞踊の内容も毎回変えている。「見ている人の喜ぶ姿でいつも『やって良かった』という気持ちになる」と嬉しそうに笑う。

 ○…ケアプラザなどを利用する人に伝統芸能を楽しんでもらおうと10年前、発表会を開催する話で仲間と盛り上がった。町内で舞踊や唄を披露できる人を探したがなかなか見つからず「メンバー集めに苦労した」と語る。必死に出演者を探し、10年間で延べ15人が舞台を彩った。当初は南区の施設で披露することが多かったが、回を重ねるうちに噂を聞いた区外の施設から公演依頼が届くように。内容の幅を広げるために6年前から三味線を始めるなど、好奇心と向上心を持ち続けている。

 ○…山梨県出身。子どものころから音楽が好きで、兄が買ってくれたハーモニカを持ち歩いた。「歌さえ知っていれば譜面がなくても吹ける」。そんな手軽さに惹かれたという。就職を機に都内へ越し、20代前半で南区へ。保険会社を定年後は音楽と同様に好きだったという絵を習い始めた。現在は絵手紙教室の講師を6カ所の施設で務める。「興味の幅が広い。教室の後にはハーモニカを披露している」と芸が多彩だ。

 ○…六ツ川で妻と暮らす。父と同様、子どものころから音楽が好きな長男は芸能事務所を経営。有名ロックバンドの公演などに携わっている。「私とは好みが合わない」と冗談をまじえる。重いアンプなどの機材を運ぶことに苦労しているという「ふるさと」の活動。「この先どのくらい続けられるか分からない。若い人に引き継いでいけたら」と欲張ることなく謙虚に、目の前のステージを大切にしていく。

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