神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2016年3月3日 エリアトップへ

少年サッカー「みずきスポーツクラブ」代表・監督で3月5日に体験会を行う 坂本 由紀夫さん 蒔田町在住 62歳

公開:2016年3月3日

  • LINE
  • hatena

育ててくれた蒔田に恩返し

 ○…昨年、区内5チームが加盟する南区サッカー協会が主催した子ども向けの体験企画が反響を呼んだことから、「サッカーに親しんでもらう機会を増やしたい」と今度はチーム単位で実施することにした。近年、ボール遊びができない公園などが増えたことで「サッカーに限らず、スポーツをする子どもが減っている」と心配そうに語り、競技を通して育ててくれた地域を盛り上げたいと意気込む。

 ○…南区出身で「何となく面白そうだったから」と蒔田中でサッカー部に入った。高校時代はディフェンダーとして1年からレギュラーに定着。「今と違ってマイナーなスポーツだった。経験者が少なくてレギュラーになれた」と謙遜する。父が経営した自動車修理工場で働き、しばらく競技から離れていたが、30代後半に蒔田で草サッカーを再開。それを見た3人の息子が磯子区の少年クラブに入り、自らはコーチを15年間務めた。「できるだけ会話をして選手が自分の思っていることを言えるような環境にしたい」と心を通わせた指導を目指している。

 ○…息子3人も蒔田小・中学校出身。PTAやサッカー部の外部指導員などの活動を通じて子どもと触れ合う機会が増えると、中学校につながるチームを蒔田に作りたいと感じた。「地域に小学生のクラブがなかったからか、部活動で経験者が少なかった。蒔田が盛り上がるようになれば」。生まれ育った地域への恩返しを胸に、5年前に「みずきSC」を立ち上げた。

 ○…妻と2人で蒔田町に暮らす。蒔田小の児童が放課後に利用する「放課後キッズクラブ」では評議員を務めるなど、子どもと関わる活動は多岐に渡る。3月5日は、午前にキッズクラブの児童が対象のサッカースクールを、午後は体験会の後にみずきSCの練習を控えるなど、盛り沢山の一日になる。「子どもたちが地域の公園でサッカーをする光景が普通に見られるようになれば」と願う。

南区版の人物風土記最新6

高野 一哉さん

県内の若手塗装業者らによる「神奈川昭和会」の会長を務める

高野 一哉さん

別所在住 42歳

3月28日

境 領太さん

3月14日、都内開催の「起業家万博」で関東代表としてビジネスプランを発表する

境 領太さん

中区在勤 39歳

3月14日

竹内 一郎さん

市大病院の医師で能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

二葉町在住 51歳

3月7日

川崎 順一朗さん

理容店「ヘアーサロン アンス」の店主で、県の優良衛生技能者に選ばれた

川崎 順一朗さん

山王町在住 61歳

2月29日

千原 幹男さん

2月17日に餅つき大会を行った中村町一丁目第二あずま会の会長を努める

千原 幹男さん

中村町在住 76歳

2月22日

佐藤 和義さん

「桜剣士会」の創設者で、今年度の市スポーツ普及功労賞を受賞した

佐藤 和義さん

南太田在住 65歳

2月15日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook