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南区版 公開:2016年3月17日 エリアトップへ

南区役所に就労支援窓口 ハローワーク職員が常駐

社会

公開:2016年3月17日

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相談を受ける職員
相談を受ける職員

 生活保護受給者やひとり親家庭など、就労が困難な人を対象にした就労支援窓口「ジョブスポット」が3月8日から南区役所内に開設された。ハローワークの職員が常駐し、区生活支援課などと連携しながら一体的な就労支援を行う。区はジョブスポットの設置を機に支援をさらに進めたい考えだ。

 「ジョブスポット」は区役所の福祉部門とハローワークが連携しながら、就労先紹介などの支援を一体的に行う窓口。市と神奈川労働局との協定に基づき、2014年から各区役所に順次設置され、南区の開所で全18区に整備された。ジョブスポットでの支援対象は、生活保護受給者や生活困窮者、ひとり親家庭。

 南区のジョブスポットは、生活支援課が入る区役所5階に設けられた。窓口にはハローワークの職員3人が常駐するほか、ハローワークに置かれているものと同じ求人票を探せる機械を設置。利用者は生活支援課やこども家庭支援課に相談した後、ジョブスポットに登録し、職業相談や就労先紹介を受ける。

 これまで区の就労支援は、生活支援課などで相談を受けた後にハローワークを紹介していた。南区からはハローワーク横浜=中区山下町=まで行く必要があり、相談者が距離的な問題で窓口まで行かないケースもあった。また、区職員が支援のために相談者とハローワークで待ち合わせたにもかかわらず、約束の時間に来なかったこともあったという。

 市によると、15年度までにジョブスポットを開設した13区では新規利用登録者の64%がその後の就職につながっているという。

意欲向上の一助に

 区役所内に窓口ができたことに関し、生活支援課は「生活保護の受給相談を受けた後、すぐにジョブスポットを案内できる。早期支援が就労意欲の向上にもつながる」と話す。こども家庭支援課は「職員が常駐しているのは安心」という。

 窓口は月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時まで(正午から午後1時までを除く)。

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