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南区版 公開:2016年3月17日 エリアトップへ

35年続く縄跳び大会 別所小 児童の自発性養う

教育

公開:2016年3月17日

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記録会で縄跳びをする児童(同校提供)
記録会で縄跳びをする児童(同校提供)

 緊張した雰囲気に包まれた体育館で縄跳びをする子どもたち――。

 別所小学校(高木幸男校長)では運動技能や体力向上、児童が自発的に運動に取り組む力を養う目的で「なわとび記録会」を1980年から続けている。

 記録会には全校児童が参加。「前跳び」や「後ろ跳び」「二重跳び」「はやぶさ」など、16種目で跳べた回数を競う。制限時間3分の中でミスは1度しか許されない。今年の記録会は2月に行われ、約500人が参加。各種目で学年チャンピオンが生まれた。

昇級制度でやる気

 縄跳びには10級から初段、名人などの段位制度を設ける。規定回数をクリアすると昇級し、認定証が渡される。児童は年1回の昇級チャンスに向け、日ごろから休み時間などを利用して練習。記録会2カ月前には、練習の成果を記録するカードが配布され、「去年の自分を超えよう」とやる気を高める。こうした制度により、チャンピオンになれない児童も目標を持って物事に取り組む姿勢が養われていくという。

 廊下には、最新のチャンピオンと跳躍回数を記録した看板が飾られる。歴代最高記録保持者の名前も残り続ける。ちなみに、最も難しいとされる「三重跳び」の最高記録は35回。2011年度に当時の6年生が作ったものだ。

 同校体育主任の山陽平教諭は、「本校を卒業した保護者の名前もまだ残っていて、来校時に看板を眺めて昔を懐かしんでいる」と話し、今後も35年間続く伝統行事を大切にしていく。

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