関東学院中学校高等学校女子少林寺拳法部の山野井彩慧さん(高3)と林杏奈さん(同)のコンビが6月11日から埼玉県で行われる関東大会の「組演武」に出場。神奈川の王者として上位進出を目指す。
2人が出場する「組演武」は互いが向かい合って「突き」や「蹴り」「投げ」などの技を繰り出し、実際に戦っているように見せる表現力やスピードを競うもの。山野井さんと林さんは、5月に行われた県大会で持ち前の協調性と気迫を全面に出した演武を見せて優勝を飾った。
山野井さんは、「同じ種目に出場した後輩たちに負けたくないという気持ちで臨んだ」と振り返る。
ひたむきに努力
中高一貫教育の同校で中学2年時からコンビを組む2人。大学受験を控える今年度は学業に専念するため、部活動は朝練習や放課後の短時間に限られる。顧問の鬼嶋友里教諭は、「時間を見つけて集中力を高めながら練習をしている」と大会に向けてひたむきに努力する2人を評価する。
関東大会の本戦には県大会などで上位に入った12組が出場。鬼嶋教諭によると、約10年前に男子部員が優勝してからは同部で関東大会を制した選手はいないという。林さんは、「県大会より高い点数を目指したい」と意気込む。
1967年に創部した同部で当初から指導にあたる柿沼實コーチは、「2人は試合に入り込む精神力が強い。優勝する力も持っている」と期待する。
大会には2人のほか、小泉桜さんと藤本真帆さん、川口ひなたさんと小林れみさん(いずれも高1)が「組演武」に出場予定。6人全員が出場する「団体演武」も行われる。
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