市政報告 自助・共助で減災対策 民進党 横浜市会議員 いとう 純一
8月21日、中村小学校と周辺施設で「平成28年度横浜市総合防災訓練」が、市民、事業所、NPO団体、防災関係機関など約1200人が参加して行われました。私も減災推進特別委員会の委員として訓練に参加しました。市協定締結機関によるがれきの除去や水道施設の復旧、救援物資の輸送などの訓練は、人も技術も洗練されていて大変頼もしく感じました。また、住民参加型によるシェイクアウト(地震発生時の行動)訓練や初期消火訓練、救出・救護・避難訓練は、市民一人ひとりの防災意識の高さに感心しました。さらに、体験エリアでは、豪雨体験や着衣泳体験など親子で参加する姿もありました。
8月末、大型の台風10号の影響で、岩手県や北海道を中心に記録的な大雨に見舞われ、多くの被害が出ました。数十年に一度という現象が各地で起きており、行政による災害対策(公助)の限界が感じられます。日頃の備え(自助)や助け合い(共助)で被害を減らす取り組みが必要です。
市は土砂災害や浸水害などの危険性を示したハザードマップを作成しています。区役所や市ホームページから入手できますので、ご家族や町内会などで確認し、災害時に適切な行動がとれるようにしましょう。自宅周辺だけでなく、長時間過ごす学校や勤務先の周辺を把握することも重要です。
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