横浜市電保存館(磯子区滝頭3の1の53、石井英明館長)が1月28日にリニューアルオープンし、記念式典が行われた。
式典には、同館を運営する一般財団法人横浜市交通局協力会の山崎幹夫理事長、加賀生雄市交通局長のほか関係者など約50人が参加した。あいさつした山崎理事長は「市電は明治37年から昭和47年まで約70年間、横浜の皆さまの足として活躍してきた。市電を通して歴史を勉強できる展示となっている。これからも地域、市電、横浜の歴史愛好者などに愛される施設にしていきたい」と話した。オープニングセレモニーでは、付近の磯子小学校4年生の石津瑠奈さん、原しおりさんがテープカットを行いリニューアルオープンに花を添えた。その後は、子ども連れの親子が同館を訪れ、にぎわいを見せた。
同館は今回のリニューアルに合わせ、歴史展示コーナー、映像シアター、市電シミュレーションを新設。市電の歴史や時代背景などを「学べる施設」とし運営していく。
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