六ツ川の県立横浜国際高校(森慎二校長)の3年生が中心となり、フェアトレード認証を受けたチョコレートを生徒らに販売する試みが1月24日と25日、同校で行われた。
世界では経済格差などが原因で開発途上国で生産された製品が先進国で低価格で販売され、生産者に正当な対価が支払われない事態が起きている。「フェアトレード」は、途上国の製品を適正な価格で継続的に購入・販売し、途上国の生活改善などを目指す貿易の仕組みのことで、認証された製品を購入することで途上国の生産者、労働者をサポートすることができる。
今回はグローバルビジネスについて学んでいた3年生チームの10人が中心となって企画。フェアトレードを広め、同校が目指す国際平和・貢献につなげようと考えた。
ボリビアやペルーのカカオ、フィリピンの黒砂糖など、フェアトレードの原料で作られたチョコレートを地元商店の協力を得て販売。2日間で170個を売った。霜越楓さん(3年)は「これまではプレゼンなどが中心だったが、直接フェアトレードの製品に関わることができた。後輩にも継続してほしい」と語った。
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