市政報告 子どもと向き合う時間の確保 民進党 横浜市会議員 いとう 純一
市会第1回定例会が3月24日までの日程で開催中です。この中で設置された予算特別委員会で教育委員会と港湾局審査について質問・要望を行いました。今回は教育委員会関係の質問についてお伝えします。
福島県から横浜市に避難した男子生徒がいじめを受けていた問題については、常任委員会(こども青少年・教育委員会)で再発防止策を含めて議論中です。
この問題の背景には、教職員の多忙や負担により、子どもと向き合う時間が減っていることが一因にあると感じています。近年の学校教育に対するニーズの変化や教育現場が抱える課題が複雑化・多様化する中、教育課題を解決するには、教職員の多忙や負担を軽減し、子どもたちとしっかり向き合う環境を整えていくことが重要と考えます。
市教育委員会は平成25年度に「教職員の業務実態調査」を実施し、教職員の長時間労働の実態と、調査・報告業務や会議・打合せ等、子どもたちと直接向き合う業務とは言えない事務作業に対する負担感の大きさが明らかとなりました。
これらの事務作業の負担を軽減し、少しでも多くの時間を子どもと向き合い、授業の充実、ひいては学力の向上にもつながるよう、「職員室業務アシスタント」や「理科支援員」等、専門スタッフの充実を急ぐべきと要望しました。
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