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横浜国際高 募金でカンボジアに井戸 生徒、現地訪れ支援へ行動

教育

掲載号:2017年7月6日号

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完成した井戸の前で笑顔の住民(同校提供)
完成した井戸の前で笑顔の住民(同校提供)

 県立横浜国際高校(桜田京子校長)の生徒が取り組んだ募金活動を通じ、このほどカンボジアの集落に井戸が設置された。生徒は研究活動で行う「スタディツアー」で同国を訪問し、現地住民との交流で井戸の必要性を実感。自分たちができる支援について考え、校内外で募金を集めたことが実を結んだ。

 同校は2014年度に文科省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定。海外訪問などを通じ、環境や国際平和貢献に向けた研究活動を行う。

 昨年度は8月に5日間、カンボジア西部のバッタンバン近郊を12人の生徒が訪問。同国の戦争の歴史が分かる資料館や博物館、地雷処理現場などを見学し、現地の学校教育にも触れた。

 生徒は訪問先の民家で暮らす人々に日常で困っていることを聞いた。住民は往復1時間離れた場所にある井戸に行き、生活に必要な水をくみ出していた。農業をする上でも、天候に左右されることなく、安定的に水が確保できる場所が近くにあることを求めていたという。

 生徒は帰国後、カンボジアの人々のために実践できることを考え、井戸の建設を企画し、昨秋の文化祭から募金活動を開始。SGH指定校が参加する研究発表会や近隣の中学校に同国の様子を伝える活動などを通じ、井戸設置に向けた生徒の思いも強まって取り組みが加速。今年は弘明寺商店街や上大岡、東戸塚駅周辺など、校外でも生徒が募金を呼びかけ、計23万5808円を集めた。

 募金は今春、地雷処理などを支援する認定NPO法人「ジェーマス」に届けられ、5月下旬に井戸掘削工事が開始。深さ30mで十分な出水が確保できる井戸が6月中旬に完成し、住民へ引き渡された。

 白岩頼育君(3年)は「グループとして活動し、直接的な支援で『誰かのためになっている』ということを感じられた。自分たち高校生にもできることがある」と話し、今後、大学でもカンボジアの農業などについて研究を続けたいと語った。

現地住民と触れ合う生徒(右奥)
現地住民と触れ合う生徒(右奥)

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