地域交流拠点「井土ヶ谷アーバンデザインセンター」(井土ヶ谷下町27の1)で8月22日、南区で活動するさまざまな立場の人を結ぶための集会「南区の集い」が行われる。南区の魅力発見と課題解決へ向けた初の試みで、主催者側は、幅広い参加を呼びかけている。
同センターは今年1月にオープン。横浜市住宅供給公社が所有し、この建物内に本社を構える住宅リフォーム会社「太陽住建」が管理・運営する。両者が連携し、企業や団体の協力を得ながら、人と地域を結ぶ場を創設した。同公社によると、所有の空き家を活用し、このような交流拠点を作るのは初めて。
センターの部屋は会議や展示などにも活用できる。すでに付近の町内会が会合を開くために使ったり、講演会や手作り品の販売会にも使用されている。
課題解決も
太陽住建は、南区の魅力を再発見しながら、外国籍住民の増加による多文化共生や高齢化といった課題について考える機会を作ろうと「南区の集い」を企画した。同公社とNPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」が共催。8月から10月まで、第4火曜日に開催し、さまざまな視点から考えていく。
初回の22日は、南区の地理や人口などの特徴が説明された後、参加者がグループに分かれて、南区の魅力やキーワードを出し合う。
同社の河原英信会長は「南区が直面する課題の解決へ向けて模索するとともに、子どもが生まれ育った場所を住みやすく、自慢できるようにしたい」と話す。
さらに、「南区で市民活動やまちづくりをしている方など、南区に関係がある方ならば、誰でも参加可能」と呼びかけ、異なる分野で活動する人材が集まることによる”化学反応”にも期待する。
午後6時から7時30分。参加無料。7時30分から9時に交流会(参加任意、参加費2千円、ノンアルコールは1千円)がある。申し込みは同社【フリーダイヤル】0120・460・025。
南区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|