蒔田中学校の生徒と周辺住民が茶道や将棋を通して交流する会が7月30日、蒔田コミュニティハウスで行われた。蒔田地区社会福祉協議会(栗田一伸会長)の主催。
交流会は春と夏に開いており、今回で5回目。同校の茶道部と将棋部の生徒約40人が参加した。
茶道部は畳が敷かれた部屋に来場者を招き入れ、抹茶を振る舞った。茶を飲む際の作法も説明し、「私と一緒に礼をしてください」などと丁寧に話し、コミュニケーションを図った。隣の部屋では将棋部が住民と対局。生徒と対局した男性は「しばらく指していなかったので、この日のために勉強してきた」と喜んだ。
将棋部部長の沢口優人君(3年)は「自分より強い人もいて、普段の部活動の中では指されない手を知ることができた」と話した。
地区社協の栗田会長は「お茶や将棋は高齢者が特に喜んでくれる。今後、学校の周りで生徒に会った時にあいさつを交わせる関係になれば」と期待を込めて語った。
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