永田台小学校で9月2日から3日にかけて、同校体育館に宿泊する企画が行われた。同校PTA(山田智久会長)が主催し、14家族から約30人が参加した。
男性保護者中心に
同校PTAは今年度から、従来の定められた役員を決める方式を改め、活動を希望する保護者に自主的に参加してもらう形にした。今回の宿泊企画は男性保護者による「おやじの会」などが中心になって進めた。
災害時を想定し、地域防災拠点でもある学校に泊まった。チラシを折って紙食器を作り、そこに非常食のご飯、カレーを入れたり、ポテトチップスを潰して粉状にし、湯を入れてコンソメスープにするなどした。その後は南区災害救援ボランティアネットワークのメンバーから災害時に役立つロープの結び方を学んだ。夜は体育館にダンボールを敷いて就寝した。
4年生の荒井千尋さんと参加した父親の修二さんは「家やホテル以外の場所に泊まることはなかったので、これがいい経験になれば」と話した。
PTAの山田会長は「今後は地域の方と一緒に防災訓練をすることも考えたい」と話し、柔軟な発想でPTA活動を活性化させたいとした。
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