伊勢佐木町などに立ち続けた娼婦「ハマのメリーさん」を題材にした講談が9月23日、横浜にぎわい座=中区=であった。万世町のリフォーム会社「松下工業所」(松下信之社長=人物風土記で紹介)が主催する落語・講談会でのもの。
晩年の様子演じる
演じたのは女性講談師の田辺銀冶(ぎんや)さん。田辺さんが同社の松下社長から「メリーさん」についての話を聞き、その独特の存在に興味を持ったことから、講談にするための取材を開始。メリーさんにまつわる本や映画を見ながら、関わりのあった人に話を聞いて、「横浜メリーさんの思い出」として講談に仕立てた。晩年のメリーさんがデパートや洋食店で過ごしていた様子などを約30分間演じた。
田辺さんは「メリーさんは、自由でおしゃれな人だったと思う。今後もライフワークとしてメリーさんの講談を続けたい」とした。
松下社長は「自分もメリーさんに会ったことがあるだけに感慨深い。また続けられれば」と今後も会を開いていく方針だ。
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