感謝状を手にする行員（中央）。左は南署の大森一延署長
振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして、りそな銀行弘明寺支店に１月25日、南警察署から感謝状が贈られた。
18日、同支店に80歳代の女性から「銀行協会の人が家に来るのでキャッシュカードを渡します」という旨の電話があった。電話を受けた行員が、その内容から詐欺である疑いを強め、女性に対しいくつかの質問をしたところ、「暗証番号を教えた」と答えたため、詐欺であると判断。女性に対し、キャッシュカードを絶対に渡さないように伝え、警察へ通報し、詐欺被害を未然に防止した。
南区内では振り込め詐欺が増加している。今年に入ってからすでに３件発生しており、被害額は２００万円。同署は「警察官や銀行員がキャッシュカードを預かることはない。不審に感じたらすぐに通報してほしい」と話した。
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