南区版 掲載号:2018年2月8日号
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働きやすい職場作りなどが市から評価された「向洋電機土木」の社長を務める 倉澤 俊郎さん 井土ヶ谷下町勤務 58歳

視線は低く、負けず嫌い

 〇…社長を務める企業が誰もが働きやすい職場づくりを進めたとして、市の「グッドバランス賞」で認定7回の「ゴールド賞」に。市内4社目、南区内では初の快挙。ほかにも、社員の健康を大切にした取り組みが評価され、市の「健康経営認証」を受けるなど、注目を集める。「賞に恥じないような会社にしなければいけない」と気を引き締める。

 〇…電気工事の会社は父が始めた。自身は都市開発に興味があり、「父の会社に入る気はなかった」とゼネコンで働くも、26歳の時に父の呼び掛けに応じて入社。電気工事は素人。”社長の息子”とはいえ、社内外の目は厳しかった。「負けず嫌いだから、現場を管理する代理人として、一番になりたかった」。資格を取得し、実践で経験を積んだ。工事現場では、頑固な職人に口を聞いてもらうまで1時間、ひたすら待ち続けたこともある。入社数年で「現場で自分に勝てる者はいない」と思えるほど自信と実力を身につけた。

 〇…忘れられない現場がある。20年前、環状2号線のガード上に照明を並べる仕事を請け負った。ガード工事は大手企業の担当。1㎜の誤差も許されない慎重さが必要な中、工期を自分たちに有利に進めようとする大手側との駆け引きが続いた。「そういう時は闘争心が強くなるね」と笑う。「大手とはいえ、相手は同じ人間なんだから」。今でもその照明は現場で緑色の光を放っているという。

 〇…父の甥である2代目の後を継ぎ、2015年からトップに。社員以外に協力会社との関係も重要。「視線を低くして、柔軟に考えることが大切」と経営理念を語る。家ではチワワと遊ぶのが楽しみ。韓国ドラマを好んだ影響で、愛犬の名前は韓流スターにあやかり「ヨンヨン」。妻は会社で経理を担当し、公私ともに二人三脚。先代から続く「働きやすい会社」として、今後は「若者の育成に力を入れたい」とトップとして常に向上心を忘れない。
 

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