記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 7月2日21:51更新
南区真金町出身、在住の落語家・桂歌丸さんが7月2日、お亡くなりになりました。81歳でした。記者が初めて歌丸さんを取材したのは2007年12月21日。翌年の元日発行の「元旦号」の「人物風土記」のための取材でした。東京・霞ヶ関のイイノホールで行われた日刊スポーツ主催の「にっかん飛切落語会」に出演する歌丸さんの出番前に取材。記者の前に現れた歌丸さんは腰を丸め、ゆっくりと歩いてきました。冒頭、記者がタウンニュースのことを説明すると歌丸さんは「新聞に入っているものでしょ。いつも読んでますよ」と。聞けば、妻の富士子さんが本紙の愛読者だというのです。まさか、本紙を読んでいただいているとは―。それだけで幸せな気分でした。写真はその時に撮影したものです。ご冥福をお祈りい
たします。(も)