南区内に161の警戒区域 市政報告 崖対策は市政の最優先課題 日本共産党横浜市会議員団 あらき 由美子
南区内の16連合町内会主催の地区懇談会が5月から6月にかけて行われました。地区懇談会の話し合いテーマで一番多く出ていたのが「防災」でした。
南区の土砂災害警戒区域(イエロー)の数は161区域あり、その区域に含まれる崖の数は約700カ所です。
南区の土砂災害特別警戒区域(レッド)の指定が夏に予定されています。指定に伴い、土砂災害警戒区域(イエロー)の見直しも行われるため、先の区域数及び崖の数が変わる可能性があると市の担当から報告を受けています。土砂災害警戒区域に指定された地域に住んでいる方の命を守ることは国や自治体の最優先課題です。地震、大雨など、自然災害による崩落等の危険性もあることから、一刻も早く崖対策を進める必要があると考えます。
堀ノ内町の危険現場
5月31日、南区堀ノ内町2丁目の崖地にある建築基準法違反の住宅工事現場に対して、期限までに安全措置を行わなければ行政代執行を行うと市建築局が文書戒告しました。この工事が始まった8年前から近隣の方たちと一緒に、私も危険性を市に訴え改善を求めてきました。
六ツ川でも
六ツ川2丁目の方からも同様の相談があり、この崖も工事途中で放置されているため建築局に改善を求めています(写真)。
防災スピーカーを
素早い情報伝達のためには、防災スピーカー設置も緊急の課題です。
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