南区版 掲載号:2018年7月19日号
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中村地区で認知症に関する啓発活動を行う「キャラバンメイト」を務める 松村 光雄さん 中村町在住 75歳

認知症の理解を地域から

 ○…学校や自治会などに向け、認知症に関する出張講座を行う「認知症サポーター養成講座」の講師役を務める。民生委員の活動と合わせながら地域の高齢者を見守る活動を行うほか、認知症の人と地域が交流してほしいという思いからオープンカフェを中村地域ケアプラザで行った。キャラバンメイトが主催でカフェを開くことは珍しく、先頭に立って準備を進めた。開催にあたり、他の施設などを見学し、必要な知識や運営方法を学んだ。「カフェを通じて少しずつでも交流の場や認知症理解の場を作れれば」と話す。

 ○…中区でシャツ職人の両親のもとに生まれる。中学校から大学まで関東学院に通い、大学は機械工学科を卒業。1年間はサラリーマンとして働くが、家業を継ぐなら早い方が良いという思いから会社を退職。職人の道へと飛び込んだ。

 ○…民生委員を務めていたことがきっかけで5年前にキャラバンメイトの養成講座を受講。「受講時はキャラバンメイトを知らなかった。認知症の知識がないまま受講した」と笑う。小、中学校にも赴き、子どもに認知症の人との接し方や家族の気持ちを伝える。「認知症を発症した大山のぶ代さんを例に挙げ、『ドラえもんが認知症に』のような、かみ砕いた説明をしている。小学生の驚いた反応はとても記憶に残っている」。認知症については「認知症の発症率は高く、誰でもなる可能性がある。家族だけではなく、地域としてのサポートも大切」と話す。

 ○…中村地区の老人クラブ連合会長や総合型地域スポーツクラブの「弘明寺くらぶ」の代表も務める。「職業柄、座っていることが多いため、グラウンドゴルフは良い運動になる」と笑う。今後もさまざまな角度から認知症サポートを続ける。

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