薬物やアルコール依存症者を抱える家族らが主催し、支援方法を考える講演会「薬物依存症者と家族フォーラム」が8月26日午前10時30分から、みなみん(南公会堂)で開かれる。
NPO法人「横浜ひまわり家族会」(岡田三男理事長)と市障害者社会参加推進センターの主催。同会は依存症者を抱える家族による組織。薬物依存からの回復を支援するプログラムを提供する特定NPO法人「横浜ダルク・ケア・センター」=宿町=が共催。家族会は、「犯罪」だけの視点で見られがちな薬物依存症が「病気の症状」であるということを理解してもらおうと活動している。
当事者の体験談も
午前の部は国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部の近藤あゆみさんが依存症者への家族の対応などについて講演。当事者や家族の体験も語られる。午後は同センター薬物依存研究部部長の松本俊彦さんが依存症者や家族が孤立を防ぐケアについての調査報告を行う。ほかにも、保護観察期間中や期間を終えた人が地域とどうつながっていくかを考える。
同家族会は「依存症者や家族を孤立させないために、地域のつながりを広げたい」と呼び掛ける。
入場無料。定員500人。問い合わせは同家族会中原さん【電話】090・3478・4998。
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