南区版 掲載号:2018年8月30日号 エリアトップへ

認知症支援でチーム設置 南太田・佐藤病院に窓口

社会

掲載号:2018年8月30日号

  • LINE
  • hatena

 南区に9月から、認知症が疑われる人を初期段階から支える「認知症初期集中支援チーム」が設置される。チームは佐藤病院=南太田=に設けられ、認知症の専門医や看護師などが家族らからの相談を受け、家庭訪問などを行い、必要な医療機関や介護サービスにつなげていく。

 支援チームの設置は認知症の早期診断・対応を目指し、2014年の介護保険法改正で全市町村に義務付けられた。

 横浜市は各区の医療機関に委託する形で、15年度に鶴見区と西区に初めてチームを設置。段階的進め、今年2月までに16区で取り組みが始まっており、9月から始動する南区と栄区で全18区への設置が完了する。

医療・介護の調整役

 南区では、「もの忘れ・認知症外来」を設け、認知症対応に実績のある佐藤病院にチームが置かれる。認知症の専門医や看護師、介護支援専門員、介護福祉士、作業療法士ら13人で構成され、3チーム体制を敷く。

 チームは、行政と各医療機関や介護サービス事業者と連携して支援を進める調整役を担う。支援を希望する場合、本人や家族、支援者らが地域包括センター(南区内7カ所の地域ケアプラザと特別養護老人ホーム「白朋苑」)か区福祉保健センターに相談。その情報がチームに提供され、家庭訪問を行ったり、医療機関の受診調整、介護サービスの利用支援や助言を行う。期間は安定的な支援に移行するまでの間、約6カ月が目安。

 対象は、在宅で40歳以上の認知症が疑われる人や認知症の人で▽医療・介護サービスを受けていない、または中断している▽医療・介護サービスは受けているが、認知症による症状が強く、対応に困っている人。

 市健康福祉局によると、17年度は16区で171人を支援。同局は「チームのスタッフが訪問することで適切な助言ができる。医師の進言で家族や本人が受診に前向きになるケースも多い」と成果を語る。また「まだ実績は少ないが、 チームの枠組みを超え、 横断的に好事例を共有することや、関係機関との連携をスムーズに図ることが重要」と今後の課題を示す。

 佐藤病院の担当者は「高齢者の割合が多い南区の中で、地域に貢献できるための窓口になれるよう、取り組みを進めたい」としている。

 相談に関する問い合わせは区高齢・障害支援課【電話】045・341・1139。

南区版のトップニュース最新6

地区懇 3年ぶり全地区で

地区懇 3年ぶり全地区で 社会

地域活動のヒント共有

5月19日号

中小企業6割が「未着手」

脱炭素

中小企業6割が「未着手」 社会

市、ガイドラインを作成

5月19日号

スマホで地域貢献

井土ケ谷パチンコ店

スマホで地域貢献 経済

飲食店、避難場所など紹介

5月12日号

来春、新たな区民まつり

来春、新たな区民まつり 社会

「桜」と「南」を統合

5月12日号

野菜作りで地域創生

永田台小

野菜作りで地域創生 社会

住民と地産地消促進

5月5日号

太田東部初のこども食堂

太田東部初のこども食堂 社会

主婦立ち上げ、準備進む

5月5日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月19日0:00更新

  • 5月12日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

箏・三味線など響く

南区邦楽協会

箏・三味線など響く

22日、南公会堂で演奏会

5月22日~5月22日

南区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年5月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook