神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2018年9月20日 エリアトップへ

清陵高 「写真甲子園」で全国準優勝 ”意外な観察力”高評価

教育

公開:2018年9月20日

  • LINE
  • hatena
本戦最終日に撮影した作品
本戦最終日に撮影した作品

 県立横浜清陵高校(田中顯治校長)写真部の3年生3人が7月下旬から8月上旬に北海道で行われた全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園」で準優勝に輝いた。

 「甲子園」は全国の高校写真部などから、共同制作による作品を募集。審査を行い、全国11ブロックから優秀校などを選出。選ばれた学校が北海道に集まり、同一条件、テーマに沿った写真を撮って、写真家らが評価するもの。

 今年は513校が参加。神奈川、千葉、山梨の南関東ブロックからは41校がエントリー。同校は6月のブロック審査で5校の中から代表に選ばれなかったが、代表を逃した中から全国で3校だけ選ばれる「選抜枠」に入り、19校が進む本戦への出場権を得た。同校の本戦出場は昨年に続いて2回目。

 本戦に進んだのは、鈴木茉凛さん、小林璃代子さん、長谷部綾乃さんの3人。7月下旬に顧問の池田玲教諭とともに北海道に入った。小林さんは「みんなが撮らないものを撮りたい」とまちの中の”意外な発見”を大切にした。

モノクロで実力発揮

 撮影は3日間。初日のテーマは「色」。鮮やかな色の野菜や虫を撮り、既定の8枚を提出。しかし、審査委員長の写真家・立木義浩さんからは「もっと大きなスケールで撮ってほしい」と厳しい評価だった。2日目は「光」がテーマ。この日はモノクロで提出することが条件で、日ごろからモノクロ撮影を中心にする3人にとって、実力を発揮する舞台となった。前日は辛口だった審査委員からも「世界観が出ている」と高評価を得た。最終日はフリーテーマ。まちの中で見つけた風景や見過ごしがちな場所をすべてモノクロで収めた。

 結果は和歌山県の学校に次ぐ準優勝。鈴木さんは「自分たちが撮りたいものは撮れたので、それが評価されて嬉しかった」と話す。池田教諭は「面白いものを見つけたり、人との関わり方、コミュニケーション力がある」と3人を評価する。

 将来について、長谷部さんは「撮った写真を加工してみたい」と卒業後も写真と関係する活動を続けたいという。

 「甲子園」での写真や同部の作品は9月22日に同校である文化祭「清陵祭」で展示される予定。
 

写真甲子園に出場した右から長谷部さん、鈴木さん、小林さん
写真甲子園に出場した右から長谷部さん、鈴木さん、小林さん

南区版のローカルニュース最新6

公益社団化10周年祝う

横浜南法人会

公益社団化10周年祝う

3月28日

団体横断的な防災活動を

団体横断的な防災活動を

デスク・レポート

3月28日

高田市議の後援会発足

「気になる選手 見つかる」

DDTプロレス大石真翔選手

「気になる選手 見つかる」

30日、中区で大会

3月28日

「みなっち」仕様 防災ボトル

「みなっち」仕様 防災ボトル

自治会・団体向けグッズ

3月28日

4月から「南区版」は「中区・西区・南区版」となります

【Web限定記事】タウンニュース社からのお知らせ

4月から「南区版」は「中区・西区・南区版」となります

3月28日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook