最期まで自分らしい生き方や介護・看護について考える講演会が9月14日、みなみん(南公会堂)で行われた。南区在宅医療相談室の主催で医療・介護従事者らを中心に約100人が参加した。
神戸大学医学部附属病院特命教授の木澤義之さんが、万が一の時に備えて大切にしていることやどのような医療やケアを望むかについて考える「アドバンス・ケア・プランニング」を解説。生きられる時間が限られているという前提で、自分にとって大切なことなどを参加者に考えてもらいながら話を進めた。いざという時に自分の代理として医療やケアについて話し合える信頼できる人を決めるなどして、自分のこととしてイメージしていった。その上で木澤さんは「家族や知人にも希望や考えを伝えることによって希望が尊重される」と一人ひとりが望む姿をよく話し合うことが大切だと強調した。
参加した介護職の女性は「大きな地震や台風があったばかりで、万が一の時を考え、自分や両親の最期について話し合いたい」と感想を語った。
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