県立こども医療センターに入院する子どもの家族の滞在施設「リラのいえ」=六ツ川4丁目=に対し、株式会社太陽住建=井土ヶ谷下町=がこのほど、太陽光発電システムを寄贈した。
リラのいえには11の宿泊室がある。手術を控えた子どもを持つ親らが長期間宿泊するケースが多く、満室に近い状況が年間を通して続く。各部屋や共有のキッチンスペースなどはオール電化。施設長の佐伯トシ子さんは「停電があった場合は本当に困る」という。
停電時にも電気
こうした状況を知った太陽住建の河原勇輝社長が長瀬産業株式会社=東京都=から委託を受けて販売している製品「エネイース」の寄贈を決めた。エネイースは、停電時でもLED照明などの電気製品を約10時間使用できるという。
施設利用者の前で行われた寄贈式には太陽住建の河原社長や長瀬産業の担当者などが参加。リラのいえを運営する認定NPO法人「スマイルオブキッズ」の松尾忠雄理事長は「この設備があることで、利用者の方に安心して過ごしていただける」と話し、太陽住建の河原社長は「同じ南区にある会社として、これからも施設の役に立てる活動を行いたい」と話した。
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