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南区版 公開:2019年1月17日 エリアトップへ

弘明寺商店街が「大賞」 県表彰で取り組み高評価

経済

公開:2019年1月17日

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商店街のキャラクター、オグジ(左)とサグジ
商店街のキャラクター、オグジ(左)とサグジ

 弘明寺商店街(長谷川史浩理事長)の取り組みが優れたていたとして、昨年12月25日、神奈川県や経済団体から「かながわ商店街大賞」の大賞に選ばれた。同商店街は、キャラクターを作ったほか、近隣の学校の授業に協力したり、季節に合わせたイベントを展開したことなどが高い評価を得た。

 同大賞は、県と経済団体による実行委員会が優れた取り組みを進める商店街を表彰するもの。今回で7回目で県内8商店街から応募があった。

 同商店街は、京急、市営地下鉄の弘明寺駅に挟まれる位置にあり、市内の商店街でも立地条件は恵まれている。それでも、近年は周辺の大型スーパーや商業施設の台頭により、閉店を余儀なくされる店舗もあった。

 活性化を目指し、2014年には、商店街のマスコット「オグジ」と「サグジ」を作成。大岡川や桜をイメージした双子のキャラクターの着ぐるみも作り、イベントで登場すると人気を集めている。春の桜の時期は観光客が多く集まるが、それ以外の時期にも人を呼ぼうと、13年から10月下旬にハロウィーンイベントを始めた。仮装をした子どもが商店街を回り、お菓子をもらう光景が名物になっている。15年から冬に商店街中央を流れる大岡川沿いの桜などをLED電球で飾るイルミネーションを実施。冬にも「光の桜」が咲いている。昨年12月には毎週、中学校や高校の吹奏楽部などを招き、橋の上で演奏会を開いた。また、昨年は大岡小学校6年生が取り組む商店街活性化を目指したPR動画の作成に協力したほか、職業体験の受け入れも積極的に行っている。こうした地域コミュニティ作りが評価されての大賞受賞となった。

若返りで勢い

 15年に現在の長谷川史浩理事長が就任。事業を進める組合執行部に40代の比較的若い人材を起用し、外部との交流が活発になった。長谷川理事長は「執行部の動きが早く、さまざまなことにすぐ取り組める。これからも商店街の良さを大切にしながら、新しい取り組みを進めたい」としている。
 

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