南区障がい児者団体連絡会(岩本眞会長)の設立30周年を記念したコンサートが2月16日、みなみん(南公会堂)で行われた。
コンサートには自閉症の長男を育てながら、子どもの思いをユニークな曲にするシンガーソングライターのうすいまさとさんと馬車道発横浜アイドル「ポニカロード」が出演。うすいさんは、長男が4歳の時に自閉症と診断された。その後「いいところ、好きなところを伸ばそうと思った」と長男が好きな物語を聞いて絵を描くことやパソコン、サッカーなどを続けたことによって、さまざまな感情の移り変わりを知ることができたと語った。
最後は2組が「学園天国」
を熱唱し、参加者はステージの目の前で大きな手拍子をしたり、全身を動かしていた。
47団体が連携
同会は1987年設立。6団体が活動拠点づくりを目指すために立ち上がったのが始まり。現在は47団体が加盟。福祉の増進と社会的地位の向上を図ることを目的に活動する。南区総合庁舎1階にある喫茶店「にこにこみなみ」の運営も担う。
岩本会長は「障害児者の思いと支える家族の思いを大事にし、地域の皆さまの力を信じて協力を得ながら頑張っていきたい」と語った。
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