六ツ川の県立横浜国際高校(桜田京子校長)で5月20日、「エシカル消費」などをテーマにしたグローバル講演会が行われ、国際科の1年生約153人が参加した。
「エシカル」とは人や社会、地球環境、地域に配慮した考え方や行動を指す。「どのような人も消費者である」という点から、製品や食品を手にした時、その背景に何があるのかを知ることが貧困問題などを解決していくヒントになる。
6年前から同校で講演している「エシカル協会」代表理事の末吉里花さんがモノづくりの背景にある貧困や児童労働など、さまざまな問題を解消するために、日々の生活でできることなどを紹介。末吉さんはタレントとして人気テレビ番組「世界・ふしぎ発見!」の”ミステリーハンター”として世界中を訪れた経験も交えながら語った。
同校は国際的に活躍できる人材の育成を行っており、桜田校長は「目指すことを学べたと思う」と話した。
参加した伊藤一也さんは「自分たちができることから始めていくことが大切だと気付いた」と話し、鈴木涼さんは「自分の身近な問題と思って取り組みたい」と話した。
末吉さんは「毎年真剣に聞いてくれるので楽しみにしている。大学生になって講演が活かされていることを聞くこともあり、嬉しい」と話した。
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