神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2019年7月18日 エリアトップへ

空手道場武祟館 保護者らに護身術指導 南吉田小キッズで初講座

社会

公開:2019年7月18日

  • LINE
  • hatena
不審者への対応を指導する花元さん(右)
不審者への対応を指導する花元さん(右)

 南吉田小学校で練習している空手道場「武祟館」(和田博幸館長)が7月13日、同小学校放課後キッズクラブのスタッフや保護者を対象にした初の護身術講座を開いた。子どもを危険から守ることが社会問題化する中、道場側は「不審者がいたら、子どもを安全な場所へ逃がして」と訴えた。

 武祟館は毎週土曜日の夜、同校を使って練習している。約30人が通い、同校の児童も多い。

 キッズクラブを運営するNPO法人「MYキッズ」の依頼を受けて講座を企画。武祟館が加盟する「国際総合空手道連盟」会長の花元浄一さんが講師を務め、キッズクラブのスタッフや保護者8人に指導した。

子どもを逃す

 不審者が部屋に入ってきたことを想定した対応では、長い木の棒を使い、三方から取り囲むことなどを教えた。ほかにも、髪や腕をつかまれた際の対処法などを説明。花元さんは「不審者が来たら、時間を稼ぎ、子どもが安全な場所へ逃げられるようにしてほしい」と求めた。

 同キッズクラブは春まで、児童の遊びや交流が中心の「はまっ子ふれあいスクール」だったが、4月から生活的な要素も加わる放課後キッズクラブに移行。これを機に地域との関係をより深めようと、今回の講座を企画した。MYキッズ側は「これからも地域の方の力を借りていきたい」という。

主催大会も

 武祟館は7日、「横濱みなとみらいカップ空手道選手権大会」を同校で開き、小学生ら約50人が参加した。武祟館のほか、交流のある道場の選手が集まった。和田館長は「『他を認め尊敬の念を持つ』という道場の精神を大切に活動したい」と話した。
 

「横濱みなとみらいカップ」で戦った選手
「横濱みなとみらいカップ」で戦った選手

南区版のトップニュース最新6

蒔田公園 久々に活気

みなみ桜まつり

蒔田公園 久々に活気

5年ぶり、踊りの花咲く

3月28日

防災学び 地域に伝える

蒔田中2年生

防災学び 地域に伝える

災害への備えなど発表

3月28日

森の保全団体に寄付

太田小6年生

森の保全団体に寄付

三浦での環境学習契機に

3月21日

蒔田公園 5年ぶり大舞台

みなみ桜まつり

蒔田公園 5年ぶり大舞台

23、24日 模擬店やステージ

3月21日

福祉避難所 課題浮き彫り

福祉避難所 課題浮き彫り

火防協研修で図上訓練

3月14日

子育て手続き スマホで

横浜市

子育て手続き スマホで

6月末、アプリ配信へ

3月14日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook