南区の夏の風物詩、「南まつり」が7月28日に蒔田公園で行われた。当初は27日から2日間の予定だったが、台風の影響を考慮して27日には中止になり、28日のみの開催となった。会場には約5万人(主催者発表)が訪れ、にぎわいを見せた。
1日だけの開催になったこともあってか、例年(2日間で計7万人)よりも多くの人が集まり、会場の模擬店には長い列ができた。
平楽中が区長賞
公園入口には、大型と中型の絵どうろうが76基が展示され、中には初めてLED電球が入れられた。これまでより明るくなった白い光が蒔田公園を照らした。
実行委員らが選考を行い、最優秀の区長賞には平楽中学校美術部3年生の作品「思いひ出の昭和」「世界初の月面着陸」が選ばれた。今年、新元号になったことから美術部は「昭和」をテーマに6月から制作を始めた。1964年の東京五輪とアポロ11号による月面着陸を切り絵で表現し、高い評価を得た。同校はこの数年連続で区長賞に選ばれており、美術部部長の伊藤陽菜さんは「プレッシャーはあったが、自分たちの力で区長賞を取ることができた」と喜んだ。
南まつりの実行委員会の坂本今朝幸委員長は「一日だけでも開催できて良かった」と振り返った。=中面に絵どうろう写真コーナー
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|