県政報告【10】 京急本社移転で経済活性化 自民党 県議会議員 新堀 史明
現在、泉岳寺駅そばにある京浜急行電鉄の本社が9月17日から、みなとみらい21地区に移転します。私は20数年間、京急グループの広告代理店に勤務し、京急に育てていただきました。はまっ子であり、赤い電車を子どもの頃から見ていただけに、今回の本社移転は感慨深いものがあります。
税収増に寄与
神奈川県や横浜市は、税収確保策として、企業誘致に取り組んでいます。大企業の誘致は、企業からの税収増だけではなく、雇用確保など、地域経済活性化に大きく寄与する重要な政策です。私も初当選以降、積極的に取り組んできた課題でもあります。京急本社の移転により、今後、横浜・神奈川での事業が活発になることを期待しています。
IRの利点大
くしくも、横浜市の林文子市長が「IR(統合型リゾート)」誘致を表明しました。IRのコンテンツの一つであるカジノに関して、市民の皆さまの中に賛否があることをしっかり受け止め、入場や利用などのきめ細かいルールを作り、正しく規制をすることが求められます。その上で運営されれば、税収や雇用が増えることに加え、周辺の観光消費拡大など、IRによる経済効果などのメリットがリスクを大きく上回ると考えています。
IRは基本的に国と横浜市が行う事業です。しかし、県にとっても大きなチャンスです。例えば、IRのために横浜を訪れた観光客が宿泊後に鎌倉や箱根、三浦半島を訪れることも増えると考えられ、経済効果が県全体に波及する可能性もあります。IRについて黒岩祐治知事は「県全体の観光活性化を図る上で非常に有効な施策」と林市長の決断を支持しています。
横浜市選出の県会議員として、今後も横浜・神奈川の更なる発展のため、県民・市民の皆さまの安心・安全を第一に考えながら、魅力的なまちづくりのお手伝いができればと考えています。
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