関内地区で傘のシェアリングサービス「アイカサ」が9月9日から始まった。
サービスは東京、福岡などですでにアイカサを展開している株式会社Nature Innovation Groupとフランチャイズ契約を結んだ非営利任意団体「アイカサ横浜」(福田和博代表)が行う。雨の日の移動体験の向上と、関内地区の活性化を目的に1年間の実証実験を行う。
利用者はLINEアプリで登録を行い、任意の場所に置かれた傘に付いているQRコードをスマートフォンで読み取ると、1日70円で借りられる。1日利用のほか、1カ月280円の固定プランもある。現在は関内駅周辺の飲食店やクリニックなど、20カ所に傘立てがあり、今後は100カ所まで増やす方針。
アイカサの普及で使い捨てられてしまうことが多いビニール傘の削減を目指す。さらに、貸出・返却の場所、時間帯などのデータを取得し、関内地区の歩行者の移動状況を分析。今後のまちづくりに役立てるねらいもある。アイカサ横浜の福田代表は「環境負荷の軽減と雨の日でも楽しく、自由に移動できるまちづくりにつなげたい」としている。
アイカサのイメージキャラクターに馬車道発横浜アイドル「ポニカロード」の港ゆきさんを起用。同グループがアイカサのために歌う「アイアイ傘」をイメージソングにし、利用者や設置場所の増加を図っていく。
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