横浜橋通商店街(高橋一成理事長)で10月27日に商店街で販売されている総菜などを選んで自分だけのオリジナル弁当を作る「お弁当ラリー」が行われる。ラクビーワールドカップでベスト4に進出しているニュージーランド(NZ)を応援する企画の一つ。外国人に日本の文化を知ってもらうため、神輿が出る企画も用意している。
連覇中の強豪国
市が進める外国人観光客対策の「一商店街一国運動」により、同商店街はNZを応援することになった。
NZはラグビーW杯を連覇中の強豪国。今大会でも予選グループの初戦を横浜国際総合競技場で南アフリカと戦い、勝利していた。19日の準々決勝でアイルランドを下し、26日の準決勝は同競技場でイングランドと戦う。
好みの品選ぶ
応援で来日している外国人に商店街の魅力を知ってもらおうと、27日に「お弁当ラリー」を開催。弁当チケットを1千円で販売。購入者は商店街の約30の対象店舗の中から9店舗を回り、用意された弁当箱におかずを詰めていく。中華、揚げ物などの総菜から好みのものを選べる。さらに、NZと日本の国旗を組み合わせ、中央に「闘球」と書かれたオリジナルTシャツがプレゼントされる。また、商店街で使用できる500円分の買物券などが当たる抽選会にも参加できる。正午から、先着300人。
日本の文化も知ってもらおうと、午後1時に商店街そばの大通公園から2基の神輿を出す。観光客も担ぐことが可能で、伊勢佐木町商店街へ進む。地域で活動する真金囃子や六ツ川大池囃子の演奏、木遣り、浮世絵パフォーマンスなども行う。公園にはビアガーデンを設け、W杯の試合会場で飲まれている「ハイネケン」などを販売する模擬店を出す。NZの物産も売られる予定。
イベント前日の26日にW杯準決勝があり、NZが勝てば、勝利の余韻がファンとともに横浜橋にもたらされることになる。
同商店街の高橋理事長は「W杯期間中、ラグビーの応援と思われる外国人観光客が商店街周辺で飲食している姿を見かけた」と話し、「日本の文化を知ってもらえるこれまでにない企画なので、にぎやかに盛り上げたい」としている。
詳細は同商店街【電話】045・231・0286。
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