市立日枝小学校(住田昌治校長)の4年2組の児童が11月16日に蒔田公園で行われた「よこはま運河チャレンジ」の中で、「プラスチックごみ削減」の重要性を説いた学習発表を行った。
4年2組の児童は校内の給食でストローを使わない上級生がいることを知り、その理由を総合学習の時間で調べた。学習を進めていくうちにプラスチックごみが海の生態系を脅かしていることなどを知った。
SDGsを実践
学習への理解を深めるため、SDGs(環境保全など、持続可能な開発目標)の普及に取り組む太陽光・リフォーム会社や、環境に優しいビニール傘を製造している企業に学ぶなど、自然環境の改善になる内容を学習。
SDGsにある17の目標を確認した上で、「つくる責任とつかう責任」の項目はすぐにでも協力できると考え、茅ヶ崎海岸などの海辺でごみ拾いを実施。ごみが放棄されている現状を目で確かめ、清掃活動に力を入れてきた。
「エコ推進」呼び掛け
児童は蒔田公園に集まった人々の前で、これまでの学習成果を発表し、プラスチックごみの不適切な投棄などが海洋汚染につながり、生きものを苦しめている現状を指摘。ペットボトルではなく水筒の持参を推奨するなど、すぐに実践できることを呼び掛けた。
発表を聞いた30代女性は「ポイ捨ては環境破壊を促す迷惑行為だと実感した。極力ごみを出さないように心掛けていきたい」と話した。
4年2組は今後も地域での清掃活動などを通し、環境保全への意識を高めていくとしている。
この日は発表会のほか、同小金管バンドによる演奏もあった。
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