南消防署(小出健署長)が12月1日、遠距離ホース延長送水・延焼防止訓練を大岡の横浜国立大学教育人間科学部附属特別支援学校で行い、署員と南消防団員ら約100人が参加した。
この訓練は、相模トラフ沿いを震源とする震度7の地震が発生し、消火栓が使用できないことを想定したもの。地震により大規模な火災が起こると、消火栓が使えなくなって消火活動が滞り、被害が拡大することが危惧される。
訓練では100mmホースを使用。放水活動のほか、無人で放水できるオーロラ管槍による延焼防止の検証も行った。
今年南消防団に入った県立横浜清陵高校の笠原幹弘さん(3年)と市立横浜総合高校の杉山博輝さん(同)の高校生団員も参加。消火活動の手順を確認し、大人に混じりながら汗を流した。
訓練を終えて2人は「初めて見る機資材が多く、有意義な訓練だった。今後の消防団活動に活かしていきたい」と話した。
南消防団には現在、高校生や大学生、専門学校生が18人在籍。消防団は若返りを図ろうと、区内の高校などで説明会を行っている。
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