「年齢や性別、障害の有無に関係なく」をモットーにしたスポーツ「ボッチャ」のコートが12月7日、六ツ川1丁目の「トミーズカフェ」に設置された。入店した人は誰でも無料で楽しむことができる。
ボッチャは東京パラリンピックの正式種目。ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに赤と青、それぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競うもの。障害により投球が困難な人は、スロープにボールを転がすことで投球ができる装置「ランプ」を使ってプレーでき、障害の有無に関係なく楽しめる。
常設コートの仕掛け人は同カフェのオーナー・山田ベンツさん=人物風土記で紹介=。山田さんは「まちカフェにボッチャコートが常設されるのは恐らく世界初」と話す。設置には競技普及に尽力する神奈川ボッチャ協会の佐塚丈彦会長や山田さんの友人で各地でボランティア活動を行う水谷功さんらが協力した。
「心の壁」取り除く
山田さんはカフェ経営の傍ら、東京五輪・パラリンピックまでに150人の障害がある子どもが、東京都内150の大使館を訪問する「2020年ジャパンバリアフリープロジェクト」の発信に努める。「スポーツは『心のバリア』を取り除くツールになる。誰もが気軽に交流できる場にしたい」と話した。
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