南警察署(阿部篤署長)で1月24日、毎年恒例の「武道始式」が行われた。警察関係団体や町内会長らが集まる中、若手署員らが日頃の鍛錬の成果を披露した。
柔道、剣道それぞれ15人ずつが対戦。高点試合(勝ち抜き戦)で行われ、互いに声を掛け合い、白熱した試合を繰り広げた。
柔道の試合は力と力のぶつかり合いに。疲労困憊の状況下、格上の相手にも怯まず6人抜きを達成する署員も。署員同士でユニークな言葉を掛け合う場面も印象的で、会場から笑い声が沸き起こった。大外刈りや背負い投げなど、見事な技が決まると観客席から大きな声援が上がっていた。
剣道は竹刀を思い切り振りかざし、相手の面を目掛けて攻め込むシーンが目立った。「シュッ」という空気を切る音に観客は固唾を飲んだ。
入賞者には試合後にトロフィーや粗品が手渡され、署員は激戦を見守った多くの観客に深々とお辞儀した。
阿部署長は「どの試合も気迫が感じられ、日々鍛錬に励んでいることが伝わった。署員一同、引き続き皆さんの安全確保に努めたい」と話した。
高点試合の結果は以下の通り(敬称略)。
【柔道】▽優勝…森田大我(24)▽準優勝…植村友寛(23)▽3位…岩野一真(26)【剣道】▽優勝…高畠佑紀(29)▽準優勝…島本唯史(39)▽3位…滝沢勝(27)
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