生産性の向上目指して生産性の向上目指して 県政報告 豚コレラ予防を徹底豚コレラ予防を徹底 立憲民主党・民権クラブ 県議会議員 きしべ 都立憲民主党・民権クラブ 県議会議員 きしべ 都
全国各地で発生している豚(とん)コレラ(CSF)は、豚やイノシシが感染する病気です。人に感染することはなく、感染豚の肉が市場に出回ることはありません。
しかし、強い伝染力と高い致死率が特徴のため、生産性を阻害する深刻な家畜伝染病の一つです。県内では、約50農場で6万頭以上の豚を飼育し、「やまゆりポーク」などのブランド豚は約20種類におよび、全国では第28位の飼育量です。
県内で、豚コレラに感染した野生イノシシは確認されていませんが、緊急対策として、野生イノシシの検査態勢強化や侵入防護柵の設置推進、食肉処理場の防疫強化などの予防策を行ってきました。山梨県などでも野生イノシシの感染が確認されたことから昨年12月、農林水産省が豚コレラの発生県に隣接する8都府県にワクチン接種を拡大する方針を決定。新たに国のワクチンの接種推奨地域に追加されました。
県では8都府県の中で最も早く感染予防のためワクチン接種を開始。12月24日から1月6日までの14日間で、県内の全ての生後1カ月の豚を除く、5万2699頭の接種を行いました(CSFワクチンを接種した豚の肉を食べても、人の健康に影響はありません)。
神奈川産のおいしい豚肉を安心して生産し、消費していただけるよう、予防策の徹底やワクチン接種は今後も継続していきます。親豚については、今回の初回接種から半年後に追加接種。現在離乳していない子豚や、新たに生まれてくる子豚については、離乳した段階で随時ワクチン接種を行う予定です。
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