六つ川小学校で練習する小学生バレーボールチーム「横浜優和クラブジュニア」出身で、現在は駿台学園高校=東京都=の渡邊秀真さん(1年)が1月12日まで東京都で行われた「全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高)」に出場し、準優勝に貢献した。
渡邊さんは、両サイドからスパイクを打つアウトサイドヒッターとして出場。身長178cmは選手としては小柄だが、最高到達点は3m20cmと1年生ながら全国トップクラスを誇る。強靭な脚力の原点は優和クラブ時代、大人の腹部ほどの高さまで積み上げた体操マットに垂直跳びで飛び乗る練習で培ったもの。
京都の強豪・東山に敗れて優勝こそ逃したが、持ち味の強烈なスパイクで得点するなど、目覚ましい活躍を遂げた。
「強い心」でけが克服
中学時代に全国制覇を経験するなどの実績を残して高校へ入学したが、直後に椎間板ヘルニアが悪化して手術。術後約3カ月間はで別メニューをこなす日々が続くも、優和で培った「困難に立ち向かう強い心」で腐らずに練習。ストレッチや体幹トレーニングなどの地道な練習が奏功し、筋力を落とさずに復帰した。
激戦を戦い抜いた現在はプレーの幅を広げようと、苦手とするレシーブの強化に取り組んでいる。レシーブを鍛えることでバックアタックなどの多彩なスパイクが打てるようになるという。
渡邊さんは「試合にフル出場し、チームに貢献できるプレイヤーを目指していきたい」とさらなる飛躍を誓った。
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