南警察署が港南警察署と合同で「交通安全キャンペーン」を2月14日にイトーヨーカドー横浜別所店で行った。
神奈川県が1月の交通事故死亡者数で全国ワースト1位になったことから、交通パトロールの強化に努める南署。直近、隣接する港南区で死亡事故が起きたこともあり、港南署に協力を呼び掛けて合同キャンペーンが実現。南区民と港南区民が多く訪れる同店での開催となった。
両署のほか、南交通安全協会や南防犯協会などの団体も活動に参加。買物客に事故防止グッズなどの啓発物を配り、正しい交通ルールの徹底を呼び掛けた。また、白ミニバイの乗車体験会も実施し、子どもたちとの交流を深めた。
反射材で安全対策
今回のキャンペーンで注力したのが事故防止グッズ使用の推奨。両署によると、反射材をバッグなどに取り付けることで日没後もドライバーに自身の存在をアピールでき、安全対策になるという。
子どもと買い物に来た古澤奈々さんは「日没後など、かばんなどに付けて事故から身を守りたい」と話した。
昨年5月に滋賀県で保育園児の列に自動車が突っ込み、園児2人が死亡した事故を契機に、南署は区内の保育園や幼稚園で交通安全教室を定期的に開催。地域の事故減少に努めている。
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