井土ヶ谷下町の太陽光・リフォーム会社「太陽住建」(河原勇輝社長)が、参加者のDIYによって空き家問題を改善する事業「ソーラー・クルー」を4月6日から始めた。
「まちづくりの推進」を掲げる同社は、空き家活用がSDGs(環境保全など、持続可能な開発目標)と親和性が高いとし、これらを優先的に推進。これまで磯子区の2階建て空き家を活用し、1階はコミュニティスペース、2階は市民活動団体や企業などに貸し出すコワーキングスペースにしている。
同事業は参加者がイベントや地域課題を話し合う拠点として自分たちの手で改装するもの。改装した物件には太陽光パネルや耐震シェルターを設置し、災害時には防災拠点として活用する。
2033年には全国の住宅の3分の1が空き家になるとされ、再生が求められる。河原社長は「ただ使用するのではなく、皆さんが自らの手で住みやすい街を作ることができる」としている。
第一弾として、真鶴町の空き家の改装が始まっており、今後も事業の拡を図っていく。
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