地域経済の活性化に
1942年創業、株式会社日本工業所(佐藤拓社長)=六ツ川=は空調設備工事などを行う総合設備会社。横浜市内広域の小中学校のガス空調機やプールのメンテナンス、トイレの改修工事などを担っている。
市外からの依頼案件もある中、佐藤社長は「7割以上は横浜での仕事になるように意識している。地域経済の活性化を促進したい」と話す。
環境に優しい工事
SDGs(環境保全など、持続可能な開発目標)の目標の一つ「つくる責任つかう責任」を実践し、環境に優しい工事を心掛ける。工事で出る廃棄物の管理を徹底し、環境への負荷ができるだけ少ない機械を導入。不要なごみを減らすなどの取り組みを進める。
「環境保全を考えるまでが仕事。定期的に行っている会社周辺の清掃活動も継続し、より良い住環境の確保に努めていきたい」と佐藤社長。
社員の「働きがい」尊重
「会社の経済成長は社員の働きがいや健康あってこそ」がモットー。今年1月には男女が平等に働ける環境作りなどに取り組んでいる証「よこはまグッドバランス賞」を受賞した。
社員の生活リズムに合わせた勤務シフトを心掛け、子育て世代も気持ち良く働けるように工夫を凝らす。子どもがいる女性社員は「仕事を理由に学校行事に行けないことはまずない」と話す。
佐藤社長は「SDGsは、一人ひとりが社会のことを考えて達成できるもの。引き続き、会社全体で『思いやりの心』を持って業務に取り組みたい」と展望を語った。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|