横浜橋通商店街(高橋一成理事長)に日本語、英語、中国語の3か国語で熱中症予防を訴える横断幕が掲げられた。
幕は縦1・8m、横3・4mで商店街と南消防署が協力して作った。6月22日には、横断幕のお披露目を兼ねた式典があり、高橋理事長や小出健南消防署長、有賀和彦南消防団長らが出席した。
南区の外国人人口は横浜市内で3番目に多く、約1万800人いる。幕には日本語のほか、英語と中国語でも「熱中症に気を付けましょう」「部屋を涼しくしましょう」という文言を入れた。
商店街放送設備を活用した「熱中症予防アナウンス」も実施。日本語は桂歌丸さんの弟子で落語家の桂枝太郎さん、英語は女性消防団員の高橋ちぐささん、中国語は5月入団の南区初の外国籍団員、林海国さんが担当し、注意喚起する。
区内に住む外国人の約半数が中国籍。南消防団で初の外国籍団員となった中国籍の林さんは、浦舟町の中華料理店「壱龍釜」で支配人を務め、地域との交流が深い。「日本語が苦手な中国人が困らないよう、そして商店街の役に立てるように自分の役割を全うしていきたい」と話す。
商店街の高橋理事長は「マスク着用は大切だが、熱中症になっては元も子もない。密接、密集、密閉の3密にならない場所などではマスクを外すなど、臨機応変に対応してもらえれば」と呼び掛けている。
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