南区に対してマスクなどの感染防止用品の寄付が相次いでいる。
南ロータリークラブ
奉仕団体、横浜南ロータリークラブは、6月24日、南区役所へマスク5千枚を寄贈した。同クラブと親交のある台湾・台北市にあるロータリークラブがダイヤモンド・プリンセス号での集団感染を知り、「横浜の人の力になれば」と送ったもの。受け取った同クラブは「南区で役立ててほしい」と区役所に渡すことを決めた。
ロータリークラブの年度は6月末までで、この1年間会長を務めた鈴木康昭さんは「ロータリークラブが世界的団体であるからこそ、寄付が実現できた」と話した。南区の松山弘子区長は「まだまだ不安が払拭されない中、困った時に助けていただけるのは本当に嬉しい」と述べ、今後、マスクを区内で有効に使うことを伝えた。
横浜橋通商店街
横浜橋通商店街(高橋一成理事長)は商店街で集めた500枚のマスクを6月25日、南区社会福祉協議会(大津幸雄会長)に寄付した。
同商店街は6月上旬から中旬にかけて、不要なマスクを商店街事務所前に設置した「マスクポスト」を通して集めた。ポストには2018年に亡くなった同商店街「永久名誉顧問」の桂歌丸さんのイラストが描かれ、政府が1世帯に対して2枚配布した布マスクなどを中心に1018枚が集まった。500枚を同協議会へ、518枚を寿地区の住民を支援する施設「寿生活館」に渡した。
同協議会の大津会長は「マスクには歌丸さんの思いも感じられる」と語った。今後、区内の福祉施設に渡される予定。
清水誠葬具店
真金町の葬儀店で「fami友葬」を展開する合資会社清水葬具店(清水英雄社長)がフェイスシールド1千個を南区内の市立学校へ寄付した。同社が「社会的距離を取って活動することが難しい教育現場の役に立てれば」と寄付を決めた。
6月22日の贈呈式で清水ふじ代副社長は「真金町で80年以上、商売をさせていただき、南区に貢献したいと思った」と語った。フェイスシールドは今後、区内の学校で教職員が使う予定。
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