南消防団(有賀和彦団長)は6月28日、南消防署(小出健署長)と合同で、台風による風水害を想定した「風水害対策地区本部運営訓練」を行った。昨年、相次いで発生した大型台風に備えるために初めて開催し、消防団員と消防署員、合わせて約100人が協力して訓練に励んだ。
南消防署管内に消防団と署の地区本部を設置し、コントローラーで予告なしに示された南区内の被害情報を集約。各分団の器具置場に待機した団員と無線交信で被害情報を伝達し、現場に出動させる消防団積載車を決める場面まで行った。
南消防団は緊急事態宣言が解除され、初めての訓練となった。新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底した上で、必要最低限の人数で行った。消防団の有賀和彦団長は「訓練結果を検証して台風やゲリラ豪雨に備えてほしい」と継続的な対策を呼び掛けた。南消防署の小出健署長は「これからの台風シーズンに備える良い訓練になったのでは」と語った。
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