六ツ川の県立横浜国際高校(桜田京子校長)は7月14、15日に、コロナ禍で生活が苦しいシングルマザーへの支援金を集めようと、校内で「コアラのマーチ」200個を販売した。
支援金集めに名乗り出たのは同校インターアクトクラブ部の生徒20人。同部は「奉仕の精神と国際理解を青少年(新世代)に付与する」という理念で活動する。これまでに、アフリカ南部のザンビアの子どもたちに卒業生の体育館シューズを寄贈、文化祭でレモネードを販売し、売り上げをがんに関する情報発信を行っている団体に寄付するといった社会貢献活動に努めている。
「今できることを」
今回の活動は、昨年にオーストラリアで発生した森林火災の被害を受けたコアラへの支援が当初の目的だったが、新型コロナウイルスの影響で中止に。しかし、生徒は「今できることを考え、社会の役に立ちたい」とコロナ禍で経済的に困っているシングルマザーの支援金集めに奔走した。
活動のリーダーを務めた同部の村上舞歩(まほ)さん(3年)は「微力ではあるが、一人でも多くの皆さんの力になれたら幸い」と話した。売上金は、シングルマザーサポート団体全国協議会に全額寄付される。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|