永田北の建設会社、新栄重機土木(新井正和社長)と中村町の中原建設(中原東植社長)が優れた施工技術で工事を完成させたとして、7月6日に横浜市道路局から「事業貢献者表彰」を受けた。今回は南区の2社を含め、16社が受賞した。
表彰は道路局独自のもので、対象は横浜18区の土木事務所と道路局の監督工事を行った企業。2019年度中に完成した請負金額500万円以上の工事で優秀な出来ばえなどの条件をクリアした企業が選ばれた。
新道路完成に寄与
新栄重機土木は今年2月に開通した都市計画道路川向線の工事に寄与した。この道路は横浜北線と3月に開通した横浜北西線を結び、交通量の多い周辺道路の渋滞緩和などに役立っている。現場を指揮した同社の貫井忠浩さんは「隣接する数件の工事との調整がとても大変だったが、無事終えることができた。表彰をいただけるのは大変光栄なこと」と話した。
同社は六ツ川中学校の職業体験の受け入れや、町内会のイベント運営といった地域貢献活動にも積極的。新井正和社長は「工事を円滑に施工するには地元の皆さんとのコミュニケーションが大切」としている。
道路を応急舗装
中原建設は応急修理に対応し、南区内の道路を舗装。めくれ上がったアスファルトなどを補修した。同社の中原東植社長は「大型台風接近時にアスファルト舗装のめくれ上がりなどで1日4件の指示があったが、断ることなく復旧作業にあたれた。受賞を契機にさらなる技術研鑽(けんさん)を行い、品質向上を図っていきたい」と話した。
同社は六ツ川のこども医療センターに入院する子どもの心のケアなどを専門とする犬「ファシリティドッグ」を育成するNPO法人を支援するなどの社会貢献活動にも広く携わっている。
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