南警察署と南交通安全協会、南防犯協会、南青少年交通安全連絡協議会らは7月13日、夏の交通事故防止運動(7月11日〜20日)に合わせた啓発活動を弘明寺商店街で行った。新型コロナウイルス対策として、規模を縮小して実施。参加団体の関係者約50人が啓発物を配りながら商店街の買い物客に交通ルールの遵守を呼び掛けた。
この運動は季節ごとの交通事故防止運動に合わせて年4回実施しているもの。今夏の交通事故防止運動のテーマは「交通ルールを守って夏を楽しく安全に」。県内の6月末までの交通事故死亡者数は71人で、全国ワースト2位。南署は「コロナ禍で交通量が増えたように見える。それと比例するように事故のリスクも増えることが予測できる」と予断を許さない状況だという。
密作らず実施
例年は啓発物を配りながら弘明寺商店街やその周辺を往復するが、新型コロナの感染リスクが高まることを考慮し、地下鉄弘明寺駅側の入り口に絞って呼び掛けた。南交通安全協会の置田光男会長は「皆さんの迷惑にならないように、3密状況を避けて実施した。コロナ禍でも交通事故やルール、マナーを無視した危険な運転などは減らないので、継続的に注意喚起に努めたい」と話した。当日は飲酒運転、あおり運転、歩行者の無理な横断といった危険行為の抑止をするほか、コロナ禍で横行する特殊詐欺などの注意喚起も行った。
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